震源を設定する

震源を手動で配置します。このチュートリアルでは点震源を1個だけおきます。盆地効果がよく見えるように、少し盆地から外れた地点に浅めに置きましょう。

 

  1. オブジェクトマネージャの震源タブを選択し、[New]ボタンを押します。テーブルに新しい行が追加されます。震源ダイアログも表示されます。

  2. まず点震源の位置をX,Y,Z座標系で決めます。深さ5kmに配置してみます。座標ダイアログのX, Y, Zの欄にそれぞれ10000, 10000, 5000と記入します。これに対応して緯度経度座標値、格子座標値も連動して変わるはずです。

  3. 震源パラメータを設定します。メカニズムは(strike, dip, rake)=(0, 60, 0)、モーメントは1 x 10^15 [Nm]に設定します。

  4. 震源時間関数を設定します。[Source time function]:のドロップダウンリストから[Diff of Smoothed Ramp Function]を選択します。下の関数パラメータテーブルで、rise timeの逆数を1.2[1/s]に設定します。

  5. 設定が終わったら[Update]ボタンを押します。変更が反映され、ビューの適切な位置に震源シンボルが表示されます。

  6. ここで座標ダイアログを見ると、(X,Y,Z)=(9000,9000,4900)となっています。これは、(10000, 10000, 5000)から最も近い格子点に震源が設定されたためです。

  7. 大量の震源を設定する場合は、ExcelなどでCSVファイルを作成しておき、インポート機能を使って配置すると便利です。

 

 

震源追加直後

 

 

位置を設定                  パラメータを設定

 

      

 

 

 

Update後の位置