ウィザードのページ5は差分格子の設定画面です。差分格子は、差分演算子の次数、計算する地震波の周波数によって、格子間隔を適切に設定しなければなりません。
空間差分演算子の次数を設定します。このチュートリアルでは4次にするので、ラジオボタンの4をクリックして選択します。
周波数の上限値を設定します。ここでは1.5Hzにします。
格子間隔の推奨値が下段のテーブルに表示されます。推奨値は7列目の[Recommended]に表示されます。106.66mということになりました。
推奨値は上限の値なので、格子間隔を100mにすることにします。[Grid Interval Your Instruction]に100を記入します。
計算量を減らすため、格子分割を行います。[Grid Division]にチェックを入れます。
チェックを入れるとデフォルトでは分割の深さが1になっています。分割すると下段領域の格子間隔は上段の3倍になるので、上限値を超えてしまっています(赤丸)。
分割深さを36グリッドに設定すると、下段領域は媒質2だけになるため推奨値が461mになります。これで安定条件をクリアできました。
[Next]ボタンを押して続けます。
格子の分割前
格子の分割後
分割する深さを適切に設定した