差分格子の設定

  1. ウィザードのページ5は差分格子の設定画面です。差分格子は、差分演算子の次数、計算する地震波の周波数によって、格子間隔を適切に設定しなければなりません。

  2. 空間差分演算子の次数を設定します。このチュートリアルでは4次にするので、ラジオボタンの4をクリックして選択します。

  3. 周波数の上限値を設定します。ここでは1.5Hzにします。

  4. 格子間隔の推奨値が下段のテーブルに表示されます。推奨値は7列目の[Recommended]に表示されます。106.66mということになりました。

  5. 推奨値は上限の値なので、格子間隔を100mにすることにします。[Grid Interval Your Instruction]に100を記入します。

  6. 計算量を減らすため、格子分割を行います。[Grid Division]にチェックを入れます。

  7. チェックを入れるとデフォルトでは分割の深さが1になっています。分割すると下段領域の格子間隔は上段の3倍になるので、上限値を超えてしまっています(赤丸)。

  8. 分割深さを36グリッドに設定すると、下段領域は媒質2だけになるため推奨値が461mになります。これで安定条件をクリアできました。

  9. [Next]ボタンを押して続けます。

 

 

 

格子の分割前

 

 

 

 

 

格子の分割後

 

 

 

 

 

 

分割する深さを適切に設定した