作業の流れ

配布CDに収められたデータを使用して、実際にGMSシステムを使った3次元波動シミュレーションを体験してみましょう。

この例題は計算規模が小さいのですが、典型的な作業手順を体験できます。初めてGMSシステムを使う方は、チュートリアルを体験してみることをお勧めします。

 

 

チュートリアルでは、以下のような順序で作業を体験します。

 

  1. 計算の準備

    1. FDMakeでプロジェクトを作成する。

    2. 構造を作る。

    3. 震源・観測点を設定する。

    4. プロジェクトを保存する。

    5. コンダクターファイルを保存する。

  2. 計算する

    1. 計算マシンにパラメータファイルを転送する。

    2. 計算を開始する。

  3. 結果を見る

    1. Windowsマシンに計算結果ファイルを転送する。

    2. WaveViewでペーストアップを見る。

    3. 波形フォーマットを変換する。

    4. SeriesDumpで2次元ダンプファイルを結合する。

    5. SeriesFilterで2次元ダンプファイルにフィルタ処理を行う。

    6. GmsSeeで地表面の振幅を見る。

    7. アニメーションを作成する。

 

 

 

必要なファイル、途中経過ファイルなどは、配布CDの/Example/ex1に格納されています。ハードディスクにコピーして読み取り専用属性を外しておいてください。

 

国土地理院発行の数値地図25000(行政界・海岸線)(別途購入)を持っており、FDMakeで地図を表示したい方は「地図データファイルの作成」を参照して、ファイルを作成しておいてください。

 

 

下の図は、GmsSeeで見た、地表面の最大振幅です。