ビューは計算領域の3面断面図を表示します。
レイヤセレクタはメインビューのレイヤの表示・非表示を切り替えます。また、カラースケールを任意に変更する手段を提供します。
オブジェクトマネージャは計算領域内の操作対象を選択したり、各種オブジェクトの情報を表示します。
座標ダイアログは操作対象の位置を表示します。
メニューバーで各種コマンドを発行します。
メニューバーの中の良く使われる機能はツールバーのボタンに対応しています。
ビューの中には3方向の断面図が表示されます。断面位置は座標スライダで変更できます。
断面図には差分格子・地図・構造・観測点・震源が表示されます。それぞれは独立したレイヤーに表示されており、レイヤー毎の表示・非表示をレイヤセレクタで切り替えることができます。
なお、画面はX方向 / I方向が上に対応していることに注意してください。
ステータスバーにはメニューやツールバーのコマンドの説明などが表示されます。
ステータスバー右側のペインには、現在フォーカスされている格子点の物性値が表示されます。
オブジェクトマネージャにより、計算領域内の全てのオブジェクトを作成・操作・確認することができます。
オブジェクトは種類ごとにタブに分けて表示されます。
各タブにはオブジェクトの情報が簡易表示されます。
震源テーブル、観測点テーブルの行を選択すると、対応したダイアログが表示されます。また、メイン画面の対応するシンボルも選択して表示されます。
震源テーブル、観測点テーブルでは、行を複数選択することができます。選択された全てのオブジェクトがビューに表示されます。
境界面テーブルの行を選択すると、メイン画面の対応した境界面が強調表示されます。
格子テーブルの行をダブルクリックすると、格子情報表示ダイアログが表示されます。
全てのテーブルで、最上段のセルをクリックして行を安定ソートすることができます。ソートキーはクリックした列の値になります。
座標ダイアログボックスでは、メインビューで表示されている断面の交差位置が緯度経度座標系・実座標系・格子番号座標系で同時に表示されます。
任意の座標系に数値を入力してオブジェクトを動かすことができます。
各座標系は連動して自動的に更新されます。
[Synchronize View]をクリックすると、メインビューの断面位置が同期します。
右上のコンパスに北方向が表示されます。
レイヤセレクタでは、ビューでの各レイヤの表示・非表示を切り替えることができます。また、構造レイヤの境界面/セル表示も選択できます。
レイヤ表示切替チェックボックスをチェックすると該当するレイヤが表示されます。
表示チャネル選択コンボボックスでインデックスセルの値チャネルを切り替えます。
Structureカラースケールは境界面の深さスケール、または断面図の物性値スケールをあらわします。
Time shiftカラースケールは震源の時間シフトスケールをあらわします。
Momentスケールは震源のモーメントを直径に換算するスケールをあらわします。右側の上下のトグルで最大直径、最小直径を変えられます。
各スケールの下のボタンは横の三角を押すと[Flush] [Flush All] [Fit] [Fit All]ボタンがドロップダウンし、どれか一つに切り替えられます。
Flushボタンを押すと、スケールの上下にあるエディットボックスに入力した数値でスケールが更新されます。
Flush Allボタンを押すと、関連する全てのスケールが更新されます。
Fitボタンを押すと、選択しているオブジェクトのの最大値、最小値でスケールが更新されます。
Fit Allボタンを押すと、計算領域内全ての最大値、最小値で全てのスケールが更新されます。
点震源設定ダイアログでは、オブジェクトマネージャで選択した点震源オブジェクトの属性を変更することができます。
メカニズム入力エディットボックスでは、Strike, Dip, Rake角を度単位で入力してメカニズムを変更できます。対応する下半球等積投影の震源球が震源球表示エリアに表示されます。
地震モーメント入力エディットボックスでは、点震源の地震モーメントを指数表示で入力することができます。
震源時間関数選択コンボボックスで、登録されている中から震源時間関数を一つ選択することができます。震源時間関数の種類に応じて、震源時間関数パラメータ入力エリアのパラメータ名が変化します。
パラメータを変更した後、アップデートボタンを押すと、実際に変更が反映されます。
アップデートボタンを押す前に、Escキーを押したり、他のオブジェクトを選択すると、変更は破棄されます。
観測点設定ダイアログでは、オブジェクトエクスプローラで選択した観測点オブジェクトの属性を変更することができます。
観測点コード入力エディットボックスでは、アルファベット8文字以内の観測点コードを入力することができます。
記録成分選択コンボボックスで、計算ソルバーが出力する波形を成分ごとにOn/Offできます。全成分チェックボタン・全成分クリアボタンを押すと、9個のチェックボックスの状態が全て切り替わります。
パラメータを変更した後、アップデートボタンを押すと、実際に変更が反映されます。
アップデートボタンを押す前に、Escキーを押したり、他のオブジェクトを選択すると、変更は破棄されます。