プロジェクトを保存する際に、GMSコンダクターファイルを作成することができます。プロジェクト保存確認ダイアログが出た後、下のような[Make Template of Conductor File]ダイアログが表示されます。GMSコンダクターファイルが必要ない場合は、[Cancel]ボタンを押してください。
ダイアログにパラメータを入力し、[Ok]ボタンをクリックすると、GMSコンダクターファイルのひな形ファイルが作成されます。
[Calculation Condition]には計算条件のうち、ウィザードで入力しなかったパラメータを入力します。
[Calculation Duration Time]には差分計算の継続時間を秒単位で入力してください。
[Number of Time Step]には差分のステップ数を入力してください。
[Time Increment]には差分1ステップの時間を秒単位で入力してください。1行下の[Upper Limit of Time Increment for Stability]に計算の安定性が確保される上限値が表示されていますので、この値を参考に入力されると良いでしょう。
[Number of Time Steps]と[Calculation Duration Time]は連動しています。どちらか一つを入力すると、もう一つが[Time Increment]の値を参照して自動的に変更されます。
[Absorbing Boundary]には吸収境界領域パラメータを入力します。格子を分割して不連続格子にしている場合は、最上層での値を入力します。
[Thickness]には吸収境界領域の厚さを格子点数で入力します。
[Power]には吸収境界領域のCerjan, et al.(1985) の減衰係数を入力します。
[Output File]には計算結果ファイルパラメータを入力します。
[3D-Dump Hyperslabing]には3次元ダンプファイルを出力する格子間隔(ハイパースラブ情報)を格子点数で入力します。1を入力すると全格子を出力します。
[3D-Dump Step Interval]には3次元ダンプファイルを出力するステップ間隔を入力します。1を入力すると、全ステップ出力します。
[Surface Hyperslabing]には地表面の2次元ダンプファイルを出力する格子間隔(ハイパースラブ情報)を格子点数で入力します。1を入力すると全格子を出力します。
[Surface Step Interval]には地表面の2次元ダンプファイルを出力するステップ間隔を入力します。1を入力すると、全ステップ出力します。
[Estimated Total Size to Output]には2次元・3次元のダンプファイルが出力される推定サイズを表示します。この値は圧縮効率を考慮しない推定値であることに注意してください。