震源時間関数の定義とインデックス付けを行うテキストファイルです。
構造
#コメント行 <関数1名>, <パラメータ1名>, <パラメータ1デフォルト値>, ...,<パラメータNデフォルト値> : <関数M名>, <パラメータ1名>, <パラメータ1デフォルト値>, ...,<パラメータPデフォルト値> |
関数の数は1024個に制限されています。
パラメータの数は一定でなくてもかまいません。
先頭文字が#の行はコメントとして読み飛ばされます。
データ
関数名
関数名をASCII文字で指定します。文字数に制限はありません。行番号が関数のインデックスになります(1オフセット)。
パラメータ名
パラメータ名をASCII文字で指定します。文字数に制限はありません。
パラメータデフォルト値
直前に指定したパラメータのデフォルト値を実数で指定します。
解説
FDMakeで用いる、震源時間関数の定義ファイルです。
このファイルはFDMakeにバンドルされています。高度な知識をもつユーザ以外はこのファイルを編集しないでください。改行コードの変更以外、内容が1文字でも変更されると、GMSソルバーが起動しません。
もし、オリジナルを紛失してしまった場合は、以下の方法で作成することができます。
カレントディレクトリにコンダクターファイルがない状態で、GMSソルバーを一度走らせます。
震源時間関数定義ファイルが"sourcetime_function.txt.log"の名前で、カレントディレクトリに作成されます。
これを"sourcetime_function.txt"にリネームし、FDMakeソルバーと同じディレクトリにコピーします。
高度な知識をもつユーザへ
GMSソルバーのgms_stfunc.fを書き換えることで震源時間関数の定義をカスタマイズすることができます。stfunc()を書き換えた後、番号が対応するようにstftbl()を適切に変更してください。その後、上記の方法で震源時間関数定義ファイルを作成してください。
参照