gms_solver

書式

gms_solver

 

説明

gms_solverは計算ソルバーの実行ファイルです。カレントディレクトリ内のconductor.txtを読み込み、同ファイルにパスが記述されたGMS構造ファイル、GMS震源ファイル、GMS観測点ファイルを読み込みます。計算ログは標準出力に随時出力されます。conductor.txtに記述された指示に従い、計算中に随時、計算結果をDump1dディレクトリにGMS波形ファイル、Dump2dディレクトリにGMS2次元ダンプファイル、Dump3dディレクトリをGMS3次元ダンプファイルに出力します。計算を開始する前に、これらのディレクトリを作成しておかなければなりません。

 

異常終了した場合は、以下のメッセージが出力されます。

 

エラーメッセージ

エラー原因

md5 error

GMS震源ファイルを作成した際に用いた震源時間関数定義ファイルと、GMSソルバーのバージョンが整合していません。

[conductor_size]FATAL ERROR:status=

GMSコンダクターファイルの走査中にエラーが発生しました。

numof_absorp_r?? should be 1

このバージョンのGMSソルバーでは、GMSコンダクターファイルの吸収境界領域指定部分が1行ずつでなくてはなりません。

[struct_size]FATAL ERROR:status=

GMS構造ファイルの操作中にエラーが発生しました。

[station_size]FATAL ERROR:status=

GMS観測点ファイルの操作中にエラーが発生しました。

[source_size]FATAL ERROR:status=

GMS震源ファイルの操作中にエラーが発生しました。

[struct_read]FATAL ERROR:status=

GMS構造ファイルの読み込み中にエラーが発生しました。

[station_read]FATAL ERROR:status=

GMS観測点ファイルの読み込み中にエラーが発生しました。

[source_read]FATAL ERROR:status=

GMS震源ファイルの読み込み中にエラーが発生しました。

 iswod should be 2 or 4

空間差分次数に2,4以外の数値が指定されています。

 

実行後には計算結果ファイルの他に、sourcetimefunction.txt.logというファイルが生成されています。

%ls

conductor.txt ex1_struct.h5 ex1_source.h5 ex1_station.h5

%gms_solver > log.txt

 

GMS計算ソルバーを実行し、log..txtにログを出力します。