操作方法(SI値フィルタ)

書式

2次元ダンプファイルにフィルタをかける場合:

SeriesFilter -K <入力ファイル名1> <入力ファイル名2> <出力ファイル名>

 

3次元ダンプファイルにフィルタをかける場合:

SeriesFilter -K <入力ファイル名1> <入力ファイル名2> <出力ファイル名> <最大使用メモリ量(MB)>

 

説明

 

 

入力

説明

入力ファイル名1

加速度の水平成分1のファイル名を指定します。

入力ファイル名2

加速度の水平成分2のファイル名を指定します。

出力ファイル名

出力ファイル名を指定します。

最大使用メモリ量

最大使用メモリ量(0より大きい整数)をMB単位で指定します。

 

 

 

SI値とは

SI値とは、地震によって一般的な建物にどの程度被害が生じるかを数値化したものです。地震動による構造物の破壊等の被害は、地震発生時の構造物の振動エネルギーが寄与し、地振動の最大加速度が同じでも地震の継続時間が長いほど構造物の被害が大きくなります。

 

[SI値を求めるための式 SI値計算式]

 

SV:速度応答スペクトル/T:周期/h:減衰定数

*SIはSpectral Intensityの略です。  

 

(参考文献:http://www.compoclub.com/ses/faq.html)  

 

使用しているフィルタ

本フィルタは、加速度ベクトルから各点におけるSI値分布を求めます。加速度ベクトルの互いに直交する水平2成分を入力してください。

 

入出力

入力:GMSダンプファイル2個(複数のスナップショットを結合したもの)

出力:GMSダンプファイル1個(1つのスナップショット)