Getting Started

パラメータ設定ツールのFDMake、計算ソルバーのgms_solverが中心となります。

 

大まかな計算の流れ

  1. 構造の境界面ファイルを用意

  2. FDMakeで計算パラメータの作成

    1. 媒質定数(各層のVp, Vs, 密度, Q値)ファイルの設定。(FDMakeのウィザードにて。インポートも可能。)

    2. 震源の設定(FDMakeにて。インポートも可能)

    3. 結果出力点(観測点)の設定(FDMakeにて。インポートも可能)

    4. 観測条件の設定(部分的にFDMakeにて可能。詳細はエディターにてconductorファイルを編集)

  3. GMSソルバーで計算実行

  4. WaveViewで時系列ファイルを可視化(ペーストアップの確認)、及び波形フォーマットの変換

  5. SeriesDumpで2Dダンプファイルの結合

  6. SeriesFilterで2次元ダンプファイルにフィルタ処理を行う。

  7. GmsSeeで結合後の2D, 3Dダンプファイルを可視化

 

以下にGMSシステムのデータフローを示します。点線の矢印は補助的なデータの流れ(インポート、エクスポートなど)を表します。