座標系の設定

 

4ページ目では、緯度経度座標系から実座標系への座標変換を設定します。

 

GMSではこれをAffine変換を用いて実現していますが、Affine変換行列を簡単に作成するため、双方の基準点座標と、回転角(ストライク角)を用いて座標変換されます。一般的には計算領域の中心か、左下の角を基準点にするのが良いでしょう。

 

1.緯度経度座標系の基準点を設定します。

[Geographical Coordinates]の[Latitude]に基準点の緯度、[Longitude]に基準点の経度を入力します。度分秒ではなく度で入力してください。

2.実座標系の基準点を設定します。

[Boundary Mesh Index]の[IX]に基準点のX座標、[IY]にY座標を整数で入力します。

X = IX x (メッシュサイズ)、Y=IY x (メッシュサイズ) です。

3.回転角を設定します。

[Strike angle of Xaxis]に実座標系のX軸の北から時計回りに計った角度を入力します。

 

数値を入力するごとに、計算領域の4隅の緯度経度が下段のP1〜P4に表示されます。 

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