4.3 詳細な計算に用いる震源モデル

 強震動計算に用いる震源モデルは、震源断層を約2km×2kmの要素メッシュに分割して設定した(図4.5)。本検討では高山断層帯についてはアスペリティの数を変えた3ケースについて強震動予測を実施し、その他の断層帯については最も平均的なアスペリティ配置(断層帯の中央)のケースについて実施した。各ケースにおける断層傾斜角、アスペリティおよび破壊開始点の位置を図4.5に、設定震源特性パラメータを表4.1に示す。


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